【清野菜名さん出演】カラーフォームの新CMを公開
INOACオフィシャルショップ

Column

マットレスの正しい使い方|ベッドに必要なものとは?敷きパッドの選び方を解説

2024.09.17


快適な睡眠を取るためには、適切な寝具選びが欠かせません。なかでもマットレスは、体を支える重要な役割を担っています。しかし、「マットレスの正しい使い方がわからない」「どんな寝具を揃えれば良いのかわからない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、マットレスの正しい使い方やベッドに必要な寝具、マットレス選びのポイント等を詳しく解説します。より快適な睡眠環境を整えるためにぜひ参考にしてください。

ベッドの寝具に必要なもの



快適な睡眠を得るためには、適切な寝具を揃えることが重要です。以下に、ベッドに必要な寝具の基本を紹介します。

頭と首を支え、体に合った高さに調整できるものを選びましょう。
枕カバー(ピローケース) 枕を清潔に保つために必要です。
掛け布団カバー 掛け布団を清潔に保ち、汚れから守ります。肌触りもよくするため、季節や好みに応じた素材を選びましょう。
掛け布団 体を適度に保温し、快適な睡眠環境を作ります。
ボックスシーツ マットレスにぴったりとフィットし、ズレを防ぎます。肌触りを良くし、マットレスを保護する役割も果たします。季節や好みに応じた素材を選びましょう。
ベッドパッド(敷きパッド) マットレスの上に敷き、汗や汚れから守ります。寝心地を向上させるアイテムでもあります。
ベッドマットレス 体を支え、体圧を分散させる重要な役割を担います。
ベッドフレーム ベッドフレームは、マットレスを支え、寝心地を向上させる役割があります。また、通気性を保つためにも重要です。

マットレスの役割



寝具の中でもマットレスは、体全体を支える重要な役割を果たします。適切なかたさや素材のマットレスを選ぶことが、快適な睡眠の鍵となります。マットレスは大きく分けて以下の3種類があります。

フロアマットレス

フロアマットレスとは、床に直接敷いて使用するタイプのマットレスのことです。最大の特徴は、ベッドフレームが不要であることです。このため、狭い部屋でもスペースを有効活用することができます。

フロアマットレスには三つ折りにできるタイプもあり、昼間はマットレスを立てかけたり、収納したりすることで、部屋を広く使うことも可能です。組み立てや設置も不要なため、引っ越しや模様替えの際にも簡単に移動させることができます。また、費用を抑えることができ、経済的に優れています。

一方で、フロアマットレスは床に直接敷くため、通気性が悪くなりがちです。湿気が溜まりやすく、カビやダニの発生リスクが高まる可能性があります。このため、定期的にマットレスを立てかけて乾燥させる等の手入れが必要です。

また、床のかたさが影響して寝心地が悪くなることや、床に近いため寒さを感じやすい点等があり、好みに応じて調整が必要になることもあります。

ベースマット

ベースマットとは、ベッドフレームの上に設置して使用するマットレスで、一般的にはフロアマットと組み合わせて高さを出すために使われます。寝心地を向上させるための基礎部分としての役割を果たし、身体をしっかりと支えるサポート力を提供します。

一方で、ベースマットは単体で使用することは少なく、通常はフロアマットレスや低めのベッドマットレス、敷き布団と組み合わせて使用します。そのため、追加の寝具が必要になることが多いです。

ベッドマットレス

ベッドマットレスとは、ベッドフレームの上に置いて使用するマットレスのことです。

スプリングコイル、ウレタンフォーム、ラテックス、これらのハイブリッド等、多様な素材で作られているので、個々の好みや体型に合わせた選択が可能です。高さも様々なものがあるので、ベッドフレームと合わせて立ち上がりやすい高さにすることもできます。

一方でベッドマットレスは、重量があるものが多いため、移動や取り扱いが難しい場合があります。定期的なメンテナンスや掃除の際には、多少の労力が必要です。快適な睡眠を取るためには、ベッドフレームや部屋のサイズに合わせて適切なサイズを選びましょう。

マットレスの正しい使い方



マットレスの持っている性能を活かし、長く使用するためには正しくマットレスを使用しましょう。マットレスを正しく使用するポイントを紹介します。

ベッドフレームの上に置く

ベッドマットレス、ベースマットレスはベッドフレームの上に置いて使用しましょう。床にマットレスを直接おいてしまうことで、湿気がこもりカビが生えるリスクがあります。ベッドフレームの上に置いて使用することで、通気性が確保され、マットレスの劣化を防ぐことができます。また、フレームがマットレスの形状を維持するのに役立ちます。

シーツやベッドパッド・敷きパッド等とあわせて使う

マットレスの上には、必ずシーツを敷きましょう。さらに、ベッドパッドや敷きパッド、プロテクター、除湿シート、ズレ防止シート等を使用することで、寝心地が向上するだけでなく、マットレスを汚れや湿気から守ることができます。

また、寝心地をサポートするために、マットレストッパーの使用もおすすめです。マットレスのかたさが合わない、寝心地を良くしたいというときに、マットレストッパーを使用することで、マットレスを買い替えることなく、快適な使い心地に変えることができます。これらのアイテムを適切に組み合わせることで、快適な睡眠環境を実現しましょう。

ベッドパッドと敷きパッドの違い


ベッドパッドと敷きパッドは、見た目が似ているため混同しがちですが、それぞれ異なる役割があります。ベッドパッドは、マットレスを汚れから守るために、シーツの下に敷くものです。また寝心地も向上します。

一方、敷きパッドは、シーツの上に敷くもので、ベッドパッドにはない保温性や吸湿性等の機能が備わっています。シーツ代わりに使用されることも多いです。

どちらも清潔に保つために、定期的な洗濯が必要です。

マットレスの選び方のポイント



マットレス選びは、睡眠の質を大きく左右する重要なポイントです。以下のポイントを考慮して、自分に最適なマットレスを選びましょう。実際に店舗で寝心地を確かめることもおすすめです。座った時と寝た時の感触は異なるので、必ず横になって試してください。

また、部屋のサイズに合うものを選ぶことも、生活の質の向上のためには重要なポイントです。長期間使用するものなので、通気性、防ダニ・防カビ加工の有無、保証内容等、お手入れに関するポイントも必ずチェックしておきましょう。自分に合ったマットレスを見つけることで、快適な睡眠を手に入れ、健康的な生活を送ることができます。

  • 使用方法や目的を決める
  • かたさを選ぶ

使用方法や目的を決める

マットレスは、どのように使いたいか、どのようなことを求めるかなどによって適切な厚みが異なります。

畳、床に直接敷いて寝る 8~12cm/三つ折りフロアマット
今あるマットレスの心地を改善 3.5~5cm/トップマット
ベッドフレームの上に乗せる 部屋の環境により厚みを選ぶ必要がある
高さを低くしてインテリアとしての圧迫感を減らす 8~12cm/三つ折りフロアマット
膝の高さに合わせてマットレスから立ち上がりやすくする ベッドフレームと合わせて天面が40cm前後になるようにする

かたさを選ぶ

マットレスのかたさは、寝心地に大きな影響を与えます。今使用している敷寝具に特に問題を感じていない場合は、新しい寝具も近いかたさのものを選ぶと違和感が少なくなります。反対に、今お使いの寝具に何か不満がある場合は、悩みに応じた寝具を選ぶ必要があります。

肩やお尻などの「体の凸になっている部分」に圧力がかかって気になる場合は、やわらかく体圧分散性の寝具が良いです。また、寝返りがしづらい場合は、表面に溝の加工があり、反発力のあるものが良いです。

自分で選ぶことは意外と難しいので、専門店に行って試してみるのが良いでしょう。

マットレスのお手入れ方法



マットレスはお手入れを定期的に行うことで、清潔に保てるだけでなく、マットレスの寿命を延ばすこともできます。乾燥や掃除等を定期的に行い、マットレスをケアしていきましょう。敷きパッド等をして保護することもおすすめです。

以下にマットレスを長持ちさせるために行いたいお手入れ方法を紹介します。

  • 風通しの良いところに立てかけたりして乾燥させる
  • ローテーションをする
  • マットレスの上に敷いているものは定期的に洗う

これ以外にも、日常的に行いたいお手入れ方法があります。マットレスの表面を掃除機や専用の布団用掃除機等で掃除することで、ダニやホコリを除去することができます。

また、もしも汚れがついてしまった場合はすぐに対処するようにしましょう。その際はマットレスに水分を残さないようにすることも重要です。

風通しの良いところに立てかけたりして乾燥させる

マットレスを乾燥させるためには、風通しの良いところに立てかけておくことが重要です。特に湿気が多い季節には、定期的に乾燥させることで、湿気を取り除き、カビやダニの発生を防ぐことができます。マットレスに湿気がたまらないようにするために、普段から除湿シートを活用することもおすすめです。

晴れている日にはマットレスを屋外で干すのも良いでしょう。紫外線による殺菌効果も期待できます。しかし素材によっては直射日光に長時間さらすことで劣化してしまうものもあるので、直射日光を避けて、日陰で干してください。

ローテーションをする

マットレスには、裏表両面使えるもの、中材が三分割になっており入れ替えができるものがあります。
裏表両面使えるものは数か月に一度のローテーションがお勧めです。
上下裏表だけでなく、頭と足の位置を入れ替えるように回転させることで、さらに均等に使用することができます。
中身が三分割で入れ替え可能になっているものは1か月ごとに場所を順番に入れ替えましょう。
これにより、マットレスの一部分が集中してへたることを避け、長持ちさせることができます。

マットレスの上に敷いているものは定期的に洗う

シーツやベッドパッド、敷きパッド等は、汗や汚れを吸収するため、定期的に洗濯することをおすすめします。これにより、清潔な寝環境を保ち、ダニやホコリの蓄積を防ぐので、アレルギーや肌トラブルを防ぐことができます。洗濯の頻度は週に1回程度が目安です。汗をかきやすい季節等は特に頻繁に洗濯しましょう。

マットレスを使うときの注意点



マットレスを正しく使用することで、快適な睡眠環境を保ち、マットレスの寿命を延ばすことができます。以下に、マットレスを使用する際の注意点を詳しく説明します。

  • フロアマットレス以外は床に直置きしない
  • 敷布団とは一緒に使わない

フロアマットレス以外は床に直置きしない

マットレスを床に直置きすると、通気性が悪くなり、湿気が溜まりやすくなります。これにより、カビやダニの発生リスクが高まるため、ベッドフレームの上に置いて使用するか、定期的に立てかけて干すようにしましょう。

敷き布団とは一緒に使わない

マットレスと敷き布団を一緒に使うと、マットレスの機能が十分に発揮されない場合があります。また、敷き布団が湿気を吸収しやすく、カビやダニの温床になる可能性があるため、避けたほうが良いでしょう。

もしもマットレスだけで寝心地が悪いと感じる場合は、シーツやベッドパッドを敷くことで快適性をプラスしたり、マットレストッパー等を併用してみたりしましょう。

まとめ

マットレスは、快適な睡眠を取るために欠かせない寝具です。正しい使い方やお手入れ方法を知り、自分に合ったマットレスを選び、マットレスの正しい使い方や選び方を理解することで、快適な睡眠環境を整えることができます。ベッドフレームの上に置き、シーツやベッドパッド、敷きパッドと組み合わせて使用することで、寝心地が向上し、マットレスの寿命も延びます。

また、定期的なお手入れを行い、清潔な状態を保つことも重要です。マットレス選びに悩んでいる方は、この記事を参考にして、自分に最適なマットレスを見つけてください。正しい使い方を実践することで、質の高い睡眠を得ることができ、日々の生活の質も向上するでしょう。ベッドに必要な寝具も合わせて揃え、快適な睡眠を目指しましょう。



参考URL
https://www.nishikawa1566.com/column/sleep/20201005215455/
https://www.emoor.jp/em/column/20230223-2/
https://interior.francebed.co.jp/nemurinavi/faq/sleep/bed-pad.html
https://my-best.com/12489

一覧に戻る